【セブ島一周500km自転車旅】ツール・ド・セブやりますよ!!!
まずはこちらのFacebook投稿をご覧ください。
このやります宣言をしたのは今年の7/30。
フリーランストラベラー兼ライターとして活躍されている中村洋太さんのご講演後に書いたものです。
しかし・・・
ここまで言い切っておきながら
未だにやっていない。
これはもうやります詐欺です笑
セブの人はほとんど自転車を使わない。
自転車コースなんてもってのほかない。
空気が汚い。
田舎は言葉が通じない。
道ができていない。
盗難が多い。
自転車屋さんが少ない。
このような情報を見て
完全にやらない理由にフォーカスしていました。
原点回帰
苦しい時や何かしんどいなぁと感じる時はとりあえず原点に。
「なんでセブ島一周しようとしたんだっけ?」
思い返すと冒頭で紹介させて頂いた、
トラベルライターである中村さんとの出会いがきっかけだったなぁと。
・・・・・・・・・・・・
大学四年。
就活。
自分の本当にやりたいことは?
わからない・・・
それならやりたいことがわかるまでとりあえず3年くらい働いてみる。
なんかそれも違うな・・・
悶々と将来について悩み続けていた僕の前にある記事が飛び込んできた。
フリーランス・トラベラー。
世の中には「旅」を仕事にしている人がいるのか!
そして、
こんなにも自由に生きている人がいるのかと驚きました。
その後も就活をしながら
中村さんの記事を常に読んでいました。
ちょうどその時中村さんはアメリカ西海岸縦断の自転車旅中で、僕は日々更新されるブログにワクワクしていました。
日々挑戦している中村さんをみて、
モヤモヤしてないで僕も何か挑戦しようと心に決めました。
一つは心残りであった留学。
一度留学に失敗して諦めていた海外大学留学。
ただ金銭的にも留学するほどのお金がなかったのと、どうせ海外へ行くなら勉強ではなく働いてみたいなと思った。
そこで内定を辞退し、海外インターンシップに挑戦。もちろんその決断がなければ、こんな風にセブ島でブログを書いている自分はいません笑
その中村さんが自転車旅終了後、帰国して旅の報告会を開くとのことだったので、すぐに連絡をして参加させていただきました。
中村さんは
多くの挑戦をして、失敗をして、それでも困難を乗り越えてきた方でした。
その一つ一つの挑戦がただただかっこよくて、僕もやってみたいと思ったんです。
挑戦し続けること
僕は内定を辞退してこのセブ島でインターンシップをしています。
セブ島インターンシップが決まるまでにも多くの人に支えてもらい、応援してもらいました。だからこそ、生き生きと輝き続けることが最高の恩返しだと思っています。そのために常に挑戦を繰り返すと決めて日本を出ました。
きっと学生の中には僕と同じように何か就活自体に疑問を感じたり、心の中ではもっと世界をみてみたかったなと思っていたり、やりたいことがわからなくて辛い人もたくさんいるんじゃないかなと思います。
ぜひ何か挑戦しましょう!
僕も挑戦します!!!
僕の挑戦する姿で、誰かの新たな一歩を応援したい。
その一歩はどんなに些細なことでもいい。
だから挑戦すると決めたんだなと。
人の生き方なんて何だっていいじゃないですか。
セブ島のスラム街でもニコニコしながら幸せそうに生きている人はたくさんいます。
むしろ、
何でも"物"を持っている日本人よりも
よっぽど楽しそうに生きているようにみえます。
「自分は自分らしく生きればそれでいい」
セブ島に来てそう強く感じます。
Bobと一緒に行きます
こんなことをルームメイトのBob(日本人です)に語りに語っていたら、
「一緒に行こう」
と言われたので
「行こう」
と返事しました。
多くの困難と隣り合わせの旅。
どちらかがパンクしたら旅は中断。
どちらかが怪我をしたら旅は中断。
2人で行くということはリスクも伴います。
そのため元は1人で行くつもりでしたが、船乗りでドラマーのBobの熱い熱い気持ちを直感で感じたので、共に行くことにしました。
自転車を買う
フィリピン人の先生から情報をもらい、自転車屋発見。
すぐに自転車購入!
また今度にしようかなと思ったけど、先延ばし癖があるので即決。
購入することで逃げ道を完全封鎖!
もう買ったからには行くしかないです!
ちなみにセブ島ではレンタルよりも購入した方が安いんですよー。どこで買ったかなどの情報はまたの機会に更新します。
自転車本体は一番安いモデルで、タイヤだけアップグレードしてもらいました。修理器具を含む全部込みで一万円いかないくらいです。
ここのオーナーのヤンさんは両親が中国人。
親子代々続くこの店は今年で30年近くになるとか。
チューブの替え方やかなり初歩的なことまで若干嫌々ながらも教えてくれました笑
じっと観察。
最後に記念撮影!
最初の試練
やっと手に入れた!!!
よし!これで旅に行ける!!!
しかしすぐに待っていた現実はそう甘いものではありませんでした。
セブシティで自転車を使うことの最大の試練が待っていたのです。
クレイジーな交通状況
セブシティはとにかく交通量が激しいです。日本のように電車がないので市民の交通手段はタクシー、バイク、ジプニー。朝と夜の時間帯は基本渋滞。バイクのおっちゃんは車と車の間をグイグイ攻めてきます。日本のように歩行者優先という概念はないので、スピードも結構出してきます。そんな中、自転車で進んでいくのは至難の技です。
また、道の端を走ろうとすると道路と側溝の高低差がありすぎてうまく走れません。ガラスなども頻繁に落ちているのでパンクの原因にもなります。
さらに追い討ちをかけるように排気ガスが襲ってきます。空気は最悪。ジプニーの後ろを走ると喉だけでなく目もやられます。
その結果どうなったかというと・・・
道路のど真ん中を走行する。
まさにマリオカートです笑
この場所がセブシティ内自転車走行時の安全かつ快適ゾーンです。
ちなみにど真ん中を走るのは爽快です!
年末500kmのために、まずはマクタン島一周トレーニング!!!応援よろしくお願いします!!!