【セブ島一周500km自転車旅:DAY4】セブ島を半周して感じた情報の見極めかた。
本日のルート
北から80km一気に南下していきました。
ちょうど今日で半周したことになります。
4日目にしてこの旅一番の距離です。
ホテルで働くスタッフはMandaue出身で、僕らがMandaueから来たことを告げると最後まで見送ってくれました。
ただ、今日は体力的にしんどい一日でした。
3日間の疲労がドッと出てきたなと感じたのは、この後。自転車に乗った瞬間。
今までは朝が元気で徐々に暑さやトラブルで体力を削られていた印象ですが、今日は朝の段階で厳しい日になるだろうなと覚悟しました。
道もこのようにアップダウンが激しい道が多く、つくづく一筋縄では行かせてくれないなぁと感じます。
暑さと体力面から20分に一回小休憩を入れることにしました。
きちんと事前に時間設定をしていると、あと10分!あと5分!!というように踏ん張りが効くようになるのと、身体もそれに順応してきます。
今日も優しかった現地のおっちゃん達
出発してから20kmほどのところで早くも2人揃ってバテてきたので、休憩を取ることにしました。
水を飲みながら休憩していると近くにいたおじさんがここに座りなと言って、椅子を出してくれました。2人ともかなり疲れていたので本当に感動ものでした。
毎回そうなのですが、フィリピン人にとってもセブ島一周自転車旅はかなりぶっ飛んでいるようで驚かれます。
しかもこのおじさん自転車にも詳しく、僕らの自転車をみて、
よくこの自転車でここまで来たねぇ。。。
と言いました。
この言葉も至る所で言われてきましたが、改めて自転車もよく頑張ってくれているなぁと感じる瞬間でもありました。最初は安物の自転車というくらいの認識でしたが、ここまでくるともう愛着が湧いてきます。
そんなわけで僕はこの自転車の名前を「ゴーイングテリー号」と名付けました。名前をつけるとさらに自転車が可愛く見えて、優しく扱うようになりました笑
しばしそこで自転車旅の話をしてその場を後にしました。
情報がありすぎる社会
最後にいま旅をしていて感じたことをシェアしたいと思います。
タイトルにもあるように現代は情報が膨大すぎて何が本当かわからない状態です。僕は何度も情報に踊らされた経験があります。進学・就活など一般的に人が不安になる時ほど、情報にやられてしまいます。この旅でもそのシチュエーションを数多く体験してきました。
例えば
「セブ島の北の地方は危ない。」
実際に行ってみるとそこにはむしろシティより平和な世界が広がっていました。人々はみんな優しく協力的な人が多く、僕は純粋に温かい場所だなと感じました。
「自転車初心者でも1日80kmは余裕。」
ネットから得たこの情報を元に立てていた自転車計画。しかし80kmはかなりしんどいことを体感しました。元野球部で体力には自信のあるほうですが、きつかったです。ペース配分や自転車の種類、地形などもあると思いますが、僕の意見では長距離旅で初心者に1日80kmは無謀だと思います。
さらに今日!あるBookingサイトで表示されているMAPに従ってホテルに向かったら、そこにはホテルはなかった!ということが起きました。最終的に現地の人に教えてもらいたどり着くことができましたが、情報の誤りは大切な時間を失うことになりかねません。計画していた時間を大幅に変える必要も出てきます。
このように、今は得た情報を見極める必要があると思います。
ではどう見極めるのか。
僕らの場合、この旅で一番信頼している情報は、
「現地の人の情報です」
彼らがあると言ったらそこにはあるんです。
Google MAPに表示されていなくても、自転車屋さんがあったこともありました。彼らが「行かないほうがいい」と言っていた道を行ったら山奥に迷い込んだこともありました。
要はその情報に一番詳しい人に尋ねることが最高の手段です。
このほかにも良い情報の集め方があれば是非教えてください。
以上半周をしてみてのシェアです。
明日の自転車旅は早起きをして隣町まで向かい、インターン先の先生と朝食を食べてから山を越えていきます。夢のMoalboalまで突入します!想像するだけでワクワクがおさまりません・・・。
それではまた明日!